脳CT、マンモグラフィ、筋電図検査などなど検査三昧の日々


入院したのが土曜日。週明けから、他に潜んでいる病気の可能性を潰していくために、レントゲンや心電図、体の部位のCT、脳CT、呼吸器検査、眼科検診、聴力検査、筋電図検査、などなど、検査が続きました。

どれも異常なし。

特に、脳CTに所見がなかったのは、心底ホッとしました

婦人科検診もします。マンモグラフィも、初めて受けました。

これも異常なし。

異常がなくて良かったのですが、マンモグラフィの、ショボい胸のシルエット画像を見て、テンションが下がりましたね…(笑)

先生に、画像を見ながら「ほうじ茶ラテさんはさぁ、なんでこの検査を受けたの?」と聞かれ、戸惑うわたし。「いま膠原病内科に入院中で、他の病気の可能性がないかどうか、色々検査を受けているんです…」「ふーん。」

大きな病院では、自分で、イチから根気よく、説明していく気概がないと、入院生活は乗り切れないんだなぁと、だんだん分かってきました。

呼吸器検査は、アスリート気分?

「ハイ!吸って吸って吸って〜〜頑張れ頑張れ〜〜!!」

先生自ら胸を反らせ、全身全霊で応援してくださる呼吸器検査。ちょっと圧倒されそうになりますが、ベストの肺活量の数値が出るまで全力を出さなければなりません

ちょっとアスリートになった気分(笑)

呼吸器検査は数ある検査の中でも時間を要し、体力もいるので結構大変。

しかし、「頑張りましたネ!キレイな山のカタチのグラフが出来ましたよ〜〜」などと褒めて頂き、達成感も感じます

ちなみにその時の数値では、あとで膠原病内科の先生に、

「ぜんっぜん、問題ないですね。むしろ普通よりも良いくらい(笑)」と、言われました。

ちなみに、私は入院前から気管支喘息の予防として、シムビコートという吸入器を継続的に使っていたのです。入院中もシムビコートは使っていましたが、退院前に膠原病内科の先生の指示で試験的にやめて、再検査した時には数値が若干、落ちてしまいました。なので、シムビコートはいまでも朝晩、使っています。

筋電図検査、正直これはキツイ…(笑)

入院時の症状として、以下の部位に痺れがありました

①左足の膝の外側から、薬指と小指にかけての筋

②左腕のひじから薬指と小指にかけての筋

これらの部位に、針状の電極を筋肉に刺して、筋肉や神経に異常の原因があるか調べる筋電図検査というのを受けました。刺した針をテープで押さえ、バチバチッという電気ショックのような痛みがあります。バチっ、という一回あたりの痛み自体は、爪で強めに弾かれる程度なのですが、いやぁこれが思った以上にキツい…。

まずは手。

16連続、行きまーす。」

バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ。

うう…。

敏感な部位だけに痛い…。でも、これで何かが分かるのなら、耐えなくては。

「あれ?うーん、テープが剥がれてたかな?(貼り直す)もう一回行きまーす。」

ええ〜〜…(心の叫び)

バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ。

これを左の手と足、複数カ所に繰り返し行います。痛みそのものは耐えられる程度でも、痛みを繰り返されると相当なストレスになるのだなと思いました。

だんだん、取り繕えなくなり、苦痛をあらわに顔に出していたと思います。

でも、手よりは足の方が、ずっとマシに感じられました。なので「私は今、マッサージか何かを受けていて、気持ちいいのだ」と思うようにしました。痺れが強く出ていたから神経が鈍感になっていたのかもしれません。

時間はせいぜい30分〜40分ほどだったでしょうか。でも、部屋に戻る頃にはゲッソリ、グッタリでした。

序盤の検査群の中で、私にとって一番キツかったのは間違いなくこの筋電図検査だったと思います。

検便用の便が、固くてとれない…

検便キットと、検痰用の容器などが届けられていましたが、入院前から便秘気味だったわたし。なかなかサンプルがとれず、焦るばかりで時間が過ぎて行きました。

ウォシュレットで誘発して、固〜いウサギのフンの大きいバージョンをなんとか排便…。

ブドウ状に連なったものが、ギュウギュウにプレスされています。

しかし、ホッとしたのもつかの間。

固すぎてサンプルがとれない!

採取する器具は、検査キットの、耳かきみたいな細〜いスプーン。これでは折れそう…。

しかも、格闘するうち空気にさらされて、ますます固くなる便…。

カツオブシかっ!!

なんとか削り取り、そのまま検査キットに挿入して終了。

こう言う時、個室で良かった…と思いました(汗)

しかし、キットは2個あったのでした…(目まい)

痰が出ないんですけど…

痰検査。これも、キットが2個あります(泣)

シンガポールでも、心膜炎になった時やったことありました。その時は、咳がずっと続いていて、肺がゼイゼイだったので、朝起きた時などは必ず痰が出ていたんです。その時の検査で、おたふく風邪のウィルスが出たんで、ウィルス性心膜炎だと診断されたのですが…

今回、咳は出ていません。症状がない時って、痰は出ないですよね(笑)

なので、仕方なく、一つのキットに唾液を出します。

そうしたらその後やって来た看護師さんが、「さらっさらですね〜いっぱいあるから、二つに分けておきますね〜

と、持って行ってくれました(笑)

唾液検査

それとは別に、唾液検査というのもありました。

結果的に私の場合、痰検査と同じになってしまいましたが(笑)

研修医の先生が来て、「ガムを噛んでください。」と、ガムをくれました。

わーい、ガムだー♪と、大喜び。

「10分間くらい噛んで、たまった唾液をこの容器に入れてください。唾液は飲まないようにしてくださいね

検査用のガムなんでしょうが、昔懐かしいいわゆる板ガムの形で、味も美味しく、ウキウキでかみ始めました。

しかし間もなく、つばが溜まって来ます。

飲み込まないようにすると、溢れ出そうになります。

10分て、キツいなぁ…

ちょ〜っとずつは喉の奥に入って行きましたが、なんとか持ちこたえます。

もう限界!

ってところまで来て、飲み込まないように慌てて容器に吐き出しました。

サンプル採れたから、大体でいいかなぁ…

初めての事だと、小さな検査にもドギマギしますねぇ。


脳CT、呼吸器検査、マンモグラフィなど検査三昧

翌日から、他に潜んでいる病気の可能性を潰していくために、レントゲンや心電図、呼吸器検査、眼科検診、体の部位のCT、脳CT、など、検査が続きました。

どれも異常なし。

婦人科検診もします。マンモグラフィも、初めて受けました。

これも異常なし。

異常がなくて良かったのですが、マンモグラフィの、ショボい胸のシルエット画像を見て、テンションが下がりましたね…(笑)

先生に、画像を見ながら「ほうじ茶ラテさんはさぁ、なんでこの検査を受けたの?」と聞かれ、戸惑うわたし。「いま膠原病内科に入院中で、他の病気の可能性がないかどうか、色々検査を受けているんです…」「ふーん。」

大きな病院では、自分で、イチから根気よく、説明していく気概がないと、入院生活は乗り切れないんだなぁと、だんだん分かってきました。