ステロイドが2錠(10mg)になって、2週間。
母親から、「顔まわり、気にならなくなったね。」と言われました。「肩も、前はもっとふっくらしてたけど」
夫とFaceTimeで話している時も、「あれ、顔細くなった?」と言われました。
「ステロイドの減量とともに治っていく」と言われる一方で、「なかなか元のようには戻らない」とも言われるムーンフェイス。
退院から3ヶ月ほど経って、ある薬剤師さんに「ムーンフェイスって、むくみなんですか?治って行きますかね?」と聞いたところ、慌てたように早口で、「脂肪の代謝異常なんです。良く美顔ローラーとかしてる人いるけど、関係ないんです」と言われました。
「え、買っちゃった…(笑)」と言うと、まぁ、むくみもあるから全く関係ない訳ではありませんが…と言いつつ、「食事制限は…運動は?」と聞くと、また慌てたように手を横に振って、
「関係ないんです。ステロイドを減らして行って、マックスよりは治ってくるかもしれませんが、なかなか元のようには…」と言われました。
まぁ、わざわざ言いにくいことを言うのだから、そういうケースも多いのかもしれませんが…
別に女優じゃないし、どうしても戻りたいような顔でもないし。と言う冗談はさておき。
私の個人的な体感としては、
①マッサージ、
②食事制限
③運動
全て、やる意味あります。効果の出にくい時期はあるのかもしれませんが。
特に、②と③は、ステロイドによる血糖値などの上昇を抑えたり、入院で衰えた体力向上の意味でもやる必要がありますよね。
実際、先の薬剤師さんに「ではカロリー制限せずに、食べたいだけ食べたら…」と聞いたら、これも慌てて手を横に振りました。
「…余計にどんどんつきますよね。」
なら、やっぱりやる意味はあるんじゃないかと。私が聞きたかったのは、そう言うことなんですよ。
私がムーンフェイスになり始めたのは、ステロイドパルスという、点滴によるステロイドの大量投与をしてしばらくしてからでした。ステロイドのマックス時に一番見た目に出ると言うものでもないようで、顔が丸くなっているのを自覚するにはかなりかかりました。
当時は内服ではステロイド1日40mgを飲んでいました。
担当医の先生にはあっさり、「ムーンフェイスは、ステロイドが減っていけば治っていきますから」と言われてはいました。
あれから半年経ち、徐々に(2.5~5mgずつ)減らしていって、今は1日2錠(10mg)を内服中。
10mgになってから2週間が経ち、母や夫に気付かれるほど顔まわりがスッキリしてきたんだな〜と思います。これは、膠原病の本にも書いてあった。
「ステロイド薬が1日2錠くらいになってしばらく経つと、満月顔貌は解消され、ほぼ元に戻ります。」(新版 膠原病 三森明夫監修主婦の友社)
と言う記述と一致します。
ちなみに、ムーンフェイスでは
①顔、フェイスライン
②肩まわり
③腹部
に脂肪がつきやすくなると言われますが、特にお腹周りには、いち早く努力の成果が出ると感じています。
次章では、私なりのムーンフェイスとの戦い&付き合い方を記していきたいと思います。